腹腔鏡下手術とは、おなかに3~4か所の小さな穴をあけて、そこからカメラと手術器具を挿入し、カメラの映像を見ながら器具を操作して行う手術です。
当院で行う胆嚢結石症に対する「単孔式腹腔鏡下手術(SILS)」は、へそに1か所だけ穴をあけて、そこからカメラと2つの手術器具を挿入して行う手術です。
従来の腹腔鏡下手術よりも傷が少なく、術後の癒着(ゆちゃく:傷の下に腸などの組織がくっつくこと)による合併症が少なくなると考えられます。また、傷跡は1か所だけで、へその中に引き込まれて見えにくくなるため、美容的なメリットもあります。
「単孔式腹腔鏡下手術のメリット」
・小さい傷で出来る
・術後の痛みが少ない
・入院期間の短縮
・術後の癒着が少ない
(参考URL)
http://www.islandclinic.jp/cn_surgery/surgery_tanko_appendectomy.html